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2006年10月18日 (水)

533の犠打の数だけ、ファンは職人芸に酔いしれました。

「今日の日本代表のツートップって誰と誰?」

「巻と川相だよ。」

「え?川相?日本代表にそんな選手いたっけ?」

「あーっ、ごめんごめん、バントじゃなくて播戸だよ。」

 

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というわけで、 中日の川相昌弘選手(42)が今季限りで引退することになりました。24年という途方もなく長い間、第一線のプロ野球選手として活躍を続けてきたその精神力、向上心、そしてなんといっても類稀なる攻守の技術に感服するばかりです。

川相選手は今季から中日のメンタルアドバイザーとして、プレー以外の面でもチームに貢献しました。3年前に川相選手が落合監督と共に中日に入ってから、チームは「負けない」試合運びを高い精度でこなせるようになりました。この3年で2度のスクデット(リーグ優勝。もらえるのは盾じゃなくてペナントですが)。阪神と共に、セ・リーグの常勝球団としての地位を確立した感があります。

現役時代は守れない走れない、でも球界一の強打者だった落合監督が、これだけ緻密な野球を実現させた背景には、細かい野球に欠かせない技術を伝えるコーチもできる現役選手・川相の存在が大きかったと思います。

「川相抜きでこの3年間のドラゴンズは語れない」と落合監督も語っています。

川相選手は21日からの、ハムとの日本シリーズでもプレーする予定です。ぜひ、この大舞台で「現役生活の一番の思い出」をつくってほしいものです。

私はハムを応援しますけど。

どうせなら、森野三塁手が大怪我をして、川相選手が三塁スタメンになればいいのに。で、井上と英智の代わりに立浪がレフトで先発。

2番サード川相、3番レフト立浪、4番ファースト大豊。

こんな感じの打線で戦いましょう、落合さん。

 

川相選手のみならず、この秋風吹く季節は、現役引退、戦力外などで球界を去る選手が数多く出てきます。

ベテラン選手をこよなく愛する私としては、毎年、とても寂しい思いをするのがこの季節です。

今年限りで引退する、私の思い入れのある選手を列挙しましょう(年齢は10月18日現在))。

片岡篤史内野手(37、阪神)、町田公二郎外野手(36、阪神)万永貴司内野手(34、横浜、97年に脱税事件で逮捕)、土橋勝征内野手(38、ヤクルトおじさん)、佐々岡真司投手(39、広島、球団は慰留の方針)、浅井樹(34、広島)、諸積兼司外野手(37、ロッテ)、鳥越裕介内野手(35、ダイエー、97年に脱税事件で逮捕)SHINJO外野手(34、ハム)、飯田哲也外野手(38、楽天)

 

この他にも、所属球団を戦力外で追われ、他球団で現役続行の道を探っている選手も多数います。

桑田真澄投手(38、巨人)、垣内哲也外野手(36、ロッテ)、吉田修司投手(39、ダイエー)、大道典嘉外野手(36、南海)など。

私の情報不足で、挙げそびれた選手もいると思います。それだけ、この秋もまた、多くの愛すべき選手がスパイクを脱ぐということです。

このカンピオーネ(偉大な選手)たちの功績に、心から拍手を贈りたいと思います。

 

注:大道選手は、巨人への移籍が決まりました。

 

ただ、引退する選手の中には、讃える価値がまったくない選手もいます。

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「え?なんで僕が13年も現役を続けられたかって?実力と人徳の成せる業かな」

 

この「名将の息子」は、身の丈に合わない盛大な引退試合をもって、ピッチを去りました。

 

 

ところで、引退する選手ではありませんが、個人的に、去就がとても気になる選手がいます。

FA(自由代理人)宣言をすることになった、

97年の脱税王、巨人の小久保”TAX”裕紀選手(35)です。

 

FAの権利を行使したことにより、彼は、平成6年から15年までの10年間所属したダイエーに復帰する可能性が極めて高くなりました。

もともと、3年前のシーズンオフに巨人と3年契約を結んだ際に、両球団の間には、契約が満了したら、小久保の意思次第でダイエーに復帰できるような約束を交わしていたそうです。それは、現役選手としてでも、コーチとしてでも、そういう条件だったようです。

ですから、巨人は小久保を強く引き留めることはできないのですが、この3年間、主軸として活躍したばかりでなく、抜群のキャプテンシーを発揮してチームを引っ張った功績を評価して、巨人サイドとしては慰留に努める方針のようです。

私としては、巨人に残ってほしいと思います。私は、セ・リーグでは巨人ファンなので、小久保には来季以降、巨人が覇権を取り戻すための力になってほしいのです。正直、プレーの面では、35歳という年齢上、伸びしろが少ないと思います。しかし、今季から主将になったからには、彼を縛り付けるわけではないですが、「優勝」という命題を果たしてからダイエーに復帰してほしいと思います。

ですが、この小久保を巡る綱引きは、巨人の方が圧倒的に分が悪いでしょう。ダイエーも、未だ小久保の穴がぽっかり空いた三塁の定位置を開けて待っていると思います。ですから、小久保が順当にダイエーに移籍しても、巨人ファンとしては、その決断を尊重しようと思います。

 

小久保は、昨日17日に、古傷の右膝の定期検査のため、アメリカに旅立ちました。

 

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「実は、スイスで納税しようと思っているんだ」

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コメント

まったく、カツノリときたら!!

投稿: くらも | 2006年10月18日 (水) 07時57分

野村克則捕手は、ヤクルト、阪神、巨人、楽天で11年間プレーしましたが、うち6年間を、父親が率いるチームで過ごしました。

投稿: ライト兄弟 | 2006年10月18日 (水) 23時33分

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