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2009年4月16日 (木)

トッティの夢も、ネドヴェドの悲願も、リベリーの野望も破れさって……。

平成20-21年度におけるサッカーの欧州チャンピオンズ・リーグの4強が出揃いました。

 

マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、バルセロナ……。

 

まあ、ヨーロッパのベスト4だけあって、そうそうたる顔ぶれが並んだといえるでしょう。

 

私がこのクラブシーンにあける世界最高峰の大会に興味を持つようになったのは、平成14-15年度シーズン、ミランとユヴェントスのイタリア勢同士の決勝戦が行われた頃からです。

 

以来、様々な名場面に遭遇しました。

 

平成15-16年度シーズンでは、モウリーニョが率いるポルトが立て続けに大物喰いを成功して優勝を果たすという驚きが提供されました。

 

平成16-17シーズンは、後世に語り継がれる「イスタンブールの奇跡」。この試合を目撃して以来、私はリヴァプールのファンになりました。

 

平成17-18シーズンは、「最後のファンタジスタ」リケルメが率いるビジャレアルの躍進に、スモールクラブの「ロマン」を感じました。

 

平成18-19シーズンは、決勝で再びミランとリヴァプールの顔合わせ。世界最強のゴールハンター、ピッポ・インザーギのドッピエッタでミランが雪辱を果たしました。

 

平成19-20シーズンは、準決勝のマンチェスター・U対バルセロナ戦の第2戦、偉大なるポール・スコールズが美しい決勝ゴールをネットに突き刺しました。

 

 

そして、今シーズン。

 

 

最悪のトーナメントになってしまいました。

 

 

今回の失望すべき結果について、多くを語るつもりはありません。

 

 

私はインテルを除くイタリア勢とレアル・マドリー、リヴァプールをひいきにしていましたが、早々と全滅してしまいました。しかし、私自身の嗜好などまったく重要ではありません。

 

 

私がここで主張したいことは3つ。

 

 

1つ。またベスト4にイングランド勢が3つ残るなんて、興ざめだ。この著しく偏った結果には、いくらなんでも辟易する。

 

1つ。だから、「UEFAチャンピオンズ・カップ」の復活を望む。つまり、この大会には各国の前年のチャンピオン・チームしか参加資格を与えない。

 

1つ。FIFAのブラッター会長が提唱する「6+5ルール」、すなわち、公式戦に臨むクラブチームの先発メンバーのうち、6人はそのクラブが属する国・地域の国籍を持っていなければならないという規則の導入を急げ。

 

欧州のサッカー・シーンに詳しい方ならわかると思いますが、今大会に出場したイングランドの4クラブを何の但し書きもつけずに「イングランドのクラブ」と呼んでいいかどうかといえば、疑問符がつきます。

 

下部組織から次々に優秀な選手を輩出するバルセロナは良い例なんですけどね。

 

私は保護主義者なので、イングランドのクラブはイングランド人選手を中心に構成されるべきだと考えています。

 

アーセナルなど、「ロンドンを本拠地に置くフランスのクラブ」みたいなところがあります。

 

 

そろそろ一度、金に溺れて荒廃しきった欧州のサッカーシーンにメスを入れるべきです。

 

 

今シーズンのような「酷い」チャンピオンズ・リーグは二度と見たくありません。

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コメント

確かに。
ライト兄弟の考えは正しい。

投稿: くらも | 2009年4月17日 (金) 01時24分

チャンピオンズカップ方式の再考ですが、あり得ないでしょうな。確かによりスポーツ的で清々しいのですが(高校野球じゃないんだからさ)、競技レベルは落ちます。それに伴い、ここまで肥大化したビジネスモデルは縮小し「小さな」大会になり下がるでしょう。6+5ルールは実現されてゆくでしょうが、果たして国籍が違うというだけで労働の自由を奪ってよいのでしょうか。

投稿: zs | 2009年4月17日 (金) 23時49分

他が弱すぎるだけ。ではCLは見なければいいと思います。

投稿: ピルロ | 2009年4月17日 (金) 23時56分

プレミア勢だけが有利な外国人枠制度を持っているわけではありません。
同じルールでゲームをしている以上、醜さや美しさが勝敗を左右するものではないでしょう。

ただし、CLではなくプレミアリーグをより面白くするために「6+5ルール」導入には期待しています。

投稿: 本田朋子 | 2009年4月18日 (土) 00時08分

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