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2010年1月16日 (土)

「S」はステロイドのことです。

Mlb1001121016002p4 かつてオークランド・アスレティックスとセントルイス・カージナルスでプレーした強打者で、今季よりカージナルスの打撃コーチに就任するマーク・S・マグワイア氏が、先日、「私は禁止薬物を使ってたのさ」会見を開きました。

平成10年には、当時シカゴ・カブスでプレーしていた、サミー・S・コルク・ソーサ氏と、熾烈なホームラン王争いを繰り広げて全米に熱狂を巻き起こし、平成6年にMLB選手会が決行した長期ストライキによって失墜したファンからの支持を取り戻すことに成功しました。

最終的に、マグワイア氏は70本塁打、ソーサ氏は66本塁打を記録し、ロジャー・マリス氏が保持していた従来のシーズン最多本塁打記録62本を大きく更新しました。

しかし、二人が本塁打競争を披露していた当時から、禁止薬物(ステロイド等)の使用が囁かれ、この件についてソーサ氏は既に「クロ」と判定された上に、反発力を強めるために使用が禁止されているコルクバットも試合で使っていたことから、汚れた記録と見られるようになっていました。

そして、マグワイア氏も、「奴はほぼ間違いなくやっている」と見られていました。

マグワイア氏が現役時代に残した記録や功績は、間違いなく米野球殿堂入りに値するものでしたが、彼が禁止薬物を使っていた疑いが非常に強いため、殿堂入りに必要とされる野球記者からの支持を得られずにいました。

同様に、現時点でのシーズン最多本塁打記録(73本)を保持する、バリー・S・ ボンズ氏も、「俺はやってない」などと見え見えの偽証罪に問われ、この記録はほぼ無いに等しいものと見られています。

よって、マリス氏が昭和36年に記録した62本塁打が、いまだにMLB記録として残っており、今季よりアナハイム・エンゼルスでプレーする松井秀喜外野手が更新する予定となっています。

 

禁止薬物問題については、昨年もマニー・S・ラミレス(ドジャーズ)やデイヴィッド・オルティース(レッドソックス)の使用が明らかになりました。

とりわけ、ビッグ・パピー(オルティースの愛称)のステロイド使用発覚については、彼の体格やプレー・スタイルから、それは周知の事実とみなされており、「何を今さら」感が非常に強いものでした。

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マグワイア氏の「禁止薬物を使ってました会見」は、今季より現場に復帰するマグワイア氏が、その疑惑の真相を清算してからスプリング・キャンプに臨みたいという意図があったようです。「公然の秘密」を明らかにし、「限りなくクロに近い灰色」を、はっきりとクロだったと陳述しないと、再びユニホームに袖を通すことが許されないような雰囲気もあった様子です。

 

 

 

さて、前置きがひじょーに長くなりましたが、本題に入りたいと思います。

 

このマグワイア氏のステロイド問題を、ぜひ、フジテレビ系列の朝の情報番組  「とくダネ!」で扱ってほしいと思います。

メイン司会の小倉智昭さんはスポーツに造詣が深く、とりわけ野球については、自身が熱心な西武ファンであることから、大いに関心を持っているようです。

そんな小倉さんですから、マグワイア氏の件は、番組の冒頭で取り上げるに値するテーマだと思います。

 

 

小倉「ところでみなさん、マーク・マグワイア選手をご存知ですか?そうです、1998年のメジャー・リーグでサミー・ソーサ選手と激しいホームラン王争いを繰り広げて、全米を熱狂させた選手ですね。日本でも大きく報道されていましたから、覚えていらっしゃる方も多いと思います。

そのマグワイアが、先日、記者会見を開いて、『私は現役時代に、禁止薬物を遣っていました』ということを明らかにしました。禁止薬物っていうのは、要は筋力増強剤のことなんですけど、彼が現役時代にあれだけホームランを量産できたのは、その禁止薬物の助けがあったからということなんですね。」

笠井「そいつはひどいや!」

中野「マグワイアって、とんでもないインチキ野郎ですね」

小倉「そうだろ、ナカミー。あ、結婚おめでとさん。それで、マグワイアは現役時代から、ほぼ間違いなく禁止薬物を使っていると噂されていたんですけど、今シーズンから古巣のカージナルスの打撃コーチに就任するので、悪いことをしていた事実を明らかにして、すっきりした状態でチームに合流したいから、今このタイミングで発表したらしいんですよ」

中野「スッキリ!は裏番組ですよ」

小倉「うるさいよ、ナカミー。今日も化粧濃いね。それで、私が言いたいのは、マグワイアとソーサがホームラン王を争った98年のあの熱狂、あれは何だったんだ?っていうことなんですよ。ソーサも禁止薬物を使っていることが明らかになっていますから、ズルしている二人のプレーに、私達ファンはあれだけ盛り上がっていた、興奮していたわけです。何だか腑に落ちないですよね。騙されたというか、ぬか喜びみたいな感じになってしまったんですね」

笠井「でも、マグワイアとソーサが禁止薬物を使っていたという話は、当時から 周知の事実だったんですよね」

小倉「そうなんです、これは公然の秘密のようなものだったんです。『罪を憎んで人を憎まず』って言いますけど、二人の選手には正々堂々と勝負してほしかったですね。その結果、記録が作れなくも、ファンは満足していますよ。ルール違反や嘘をつくことで、やっぱりファンの失望は大きいですよ」

中野「小倉さん、私のすぐ身近なところにも、偽装をしていることが周知の事実になっている方がいらっしゃいますよ」

小倉「なんだって、ナカミー?医者の彼とのセックスの相性はどうなんだい?」

中野「ほっとけ」

笠井「ナカミーが言っているのは、恐らく小倉さんのことじゃないですか」

小倉「えっ、俺?」

中野「そうですよ。小倉さんは視聴者の皆さんに嘘をついているんですよ」

小倉「いやいや、何を言っているんだ、ナカミー。そんなわけないじゃないか」

中野「小倉さん、もう観念してください。みんなあなたのインチキは知っているんですよ。笠井さん、やっちゃってください!」

笠井「あいよー」

小倉「なっ、ちょっ、お前、やめろ、うわーっ!」

中野「ご覧ください。これが嘘偽りのない、本当の小倉さんです」

笠井「ホント、こいつはマグワイアより長い間、素顔を隠したままでテレビに出やがって……」

 

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こうして、小倉さんの真実が明らかになったのです。

 

少しだけ身軽になった小倉さんの風貌は、彼の大好きな西武ライオンズの渡辺監督と瓜二つでした。

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