2012年7月22日 (日)

大相撲を好んで観るのは年寄りに多いものなれど。

若者が減り、年寄りが増えれば、健康保険や年金の財政が圧迫されることと、

 

 

 

 

外人力士ばかり優勝していては、大相撲に対する国民の関心も観客動員も凋落の一途を辿ることは、

 

 

 

ほとんど同じ類の由々しき問題である。

 

 

 

 

両方とも、マイナス要因ばかり増えている。

 

 

 

 

そして、国難であるということも共通している。

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2011年12月 4日 (日)

琴奨菊、稀勢の里の次の日本人力士は、当分出てきそうにはありませんが。

角界の和製大器・稀勢の里寛(25、鳴戸部屋)が、九州場所後に大関昇進を果たしました。

 

 

Kisenosato

 

 

 

 

 

 

大関昇進の目安とされる、三役で三場所合計33勝には星一つ届かなかったことから、「時期尚早」「日本人力士びいき」「期待の力士だから条件を緩くした」といった声が聞かれますが、それはちょっと違うと思いますよ。

 

 

稀勢の里と同様、近い将来の大関昇進が予想された、モンゴル人の鶴竜との比較をすれば、萩原こそ大関にふさわしいということが明らかになります。

 

 

 

鶴竜 対白鵬 0勝20敗  対朝青龍 0勝7敗

 

萩原 対白鵬 7勝22敗  対朝青龍 4勝13敗

 

 

 

モンゴルの方が、稀代の最強横綱に全く歯が立たなかったのに対し、萩原は度々番狂わせを起こし、館内を興奮のるつぼと化しています。

 

把瑠都が対白鵬に通算1勝、琴奨菊が対白鵬に通算3勝で大関に昇進したことを考えると、萩原の潜在能力の高さが浮き彫りになります。

 

1回くらいなら、まぐれで横綱に勝つこともあるでしょう。でも、まぐれで7回は勝てません。この対戦成績は、萩原が「横綱に最も近い位置にいる」ことを示しているのであり、この事実によって、33勝に届かなくとも、これに準ずる成績なら、十分に大関に値すると評価できるのです。

一方の鶴竜は、大関の足元にも及ばないと言わざるを得ません。

 

 

 

萩原に課題は山積しています。

九州場所をとっても、横綱・大関陣との対戦は実質全敗。

把瑠都、琴奨菊にはここのところ全く歯が立ちません。

 

 

でも、好角家は萩原に角界の未来を託しています。

大関という地位が、萩原をさらに伸ばしれくれると信じています。

 

 

萩原はすぐに横綱になるでしょう。

そのときは、32勝で大関になったことなんて、みんな忘れます。

 

 

英雄・魁皇が去った土俵に、また熱気と情熱の息吹が戻りつつあります。

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2011年10月 5日 (水)

チェコの英雄といえば隆の山。

大好きだった魁皇が引退して、私は大相撲を見る気力を失いかけました。

 

外人力士ばかりの相撲なんて、存在意義そのものを疑う領域ですから。

 

幸い、琴奨菊が大関に昇進し、稀勢の里が大関を狙えるという、楽しみな状況ができてきましたので、もう少し大相撲に付き合おうと考えているところです。

 

 

 

それにしても、魁皇って本当に偉大な力士でしたよね。

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世界記録の通算1047勝。

王貞治氏の本塁打記録を超える幕内879勝。

 

 

こうした記録を達成できた要因としては、魁皇が横綱に昇進することなく、大関にとどまり続けたことが大きな助けになったという評判がもっぱらです。

 

大関だったから、ということは事実です。だらだらと続ければ自然と勝ち数は伸びるよ、と。

カド番という、大関にしかない恩恵もまた、魁皇を後押ししました。

 

しかし、そうしたマイナスの側面なんて、ちっぽけなものです。

 

例えば、天皇陛下が貧乏ゆすりをしていたといって、それを「みっともない」と感じる人はいないでしょう。

魁皇とは、そうした次元の存在なのです。

 

 

圧倒的な人気、存在感、カリスマ性は言うに及ばず、あの幕内上位の土俵という過酷な舞台を長年張り続けた精神力、頑強さ、勤勉さ。

 

魁皇は生きる伝説だったのです。

 

最も特筆すべきは、魁皇の生きた時代の特殊さでしょう。

 

小錦、曙、武蔵丸のハワイ勢から、朝青龍、白鵬、日馬富士のモンゴル勢、そして琴欧洲、把瑠都の東欧勢まで、様々なプレー・スタイルを持った外人力士が次々に現れ、魁皇は奴らと激闘を演じました。

 

 

外人力士が強い理由は3つあります。

 

1つ目は、身体能力、運動能力の高さを誇る人種の中から、エリートが日本にやってくるという「素質の高さ」。

 

2つ目は、外来種が生物の生態系を破壊するがごとく、日本人とは全く違った動きをして困惑させるという「トリッキーさ」。

 

3つ目は、母国での貧しい暮らしから脱したい(その最良の手段がたまたま大相撲だったということ)というハングリー精神に由来する、「勝利のためには手段を選ばない姿勢」。

 

これだけ要素が揃うと、外人ばかり優勝するのは当然のことです。

 

 

そして、魁皇はこうした「絶望的なほど強すぎる外人力士」達が横綱・大関の地位を席巻する状況にあって、毎場所コンスタントに、8勝という極めて優秀な成績を挙げ続けたのです。

 

これって素晴らしいことですよ?カド番を十数回経験したことを差し引いても、外人ばかりの上位陣の土俵で10年にわたり大関を張るなんて、野球に例えれば、日本人の野手が米大リーグで10年続けて年間100本の安打を打つくらい、難しいことです。

 

過去にこれを実現したのは、マ軍のイチロー氏だけです。ア軍の秀さんですら、16年と18年は100安打に達していません。

 

 

要は、魁皇博之って過小評価されているよね、ということです。

 

極めて高い次元でコンスタントな結果を残してきたのです。

 

 

 

今からでも遅くない!

 

魁皇は横綱として現役に復帰せよ!

 

まだマゲは切っていないんだし。

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2011年10月 3日 (月)

琴奨菊の大関昇進で、開催が危ぶまれた大相撲九州場所は決行されるみたいですね。

魁皇短歌

 

 

E8df3333bfbd10b70085a7edf3aee6e91勝ち越して

あとは野となれ山となれ

今日も元気に8勝7敗

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2011年4月 9日 (土)

FAで阪神に移籍した藤井捕手は、もう楽天に戻るべきでしょう。もちろん今季の年俸は阪神持ちですけど。

先日まで行われていた春の選抜高校野球で、

 

神奈川県代表の東海大相撲高校がスクデットを獲得しました。

 

私は好角家なので、東海大相撲の優勝を嬉しく思います。

 

東海大相撲は全国から有力選手が集められているという点は気になりますけど。

 

 

東海大相撲高校から昨秋のNPBドラフト2位で阪神タイガースに入団した一二三慎太投手は、チームメイトとなった諸先輩方を見て、

 

「この球団、よそから補強された選手ばっかじゃね?うちの高校と一緒じゃん」

 

と思ったことでしょう。

 

 

 

 

東海大相撲か……。

 

 

倒壊大相撲か……。

 

 

国技を救う唯一の手立ては、和製大器・稀勢の里(萩原)がその素質を全面的に開花させ、周囲の期待通り、横綱になるしかないと思います。

 

萩原が横綱になれなかったら、国技は終わるでしょう。

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2011年2月 3日 (木)

月間 勇み足 平成23年冬号。

私は無類の好角家です。

 

私にとって大相撲観戦は、10歳の頃からの至上のライフワークであり、日本が誇る最高の文化だと考えています。

 

近年、国技大相撲は多くのひどい問題を起こし続けました。

 

 

ロシア人のカメラマンへの暴行、モンゴル人の乗用車運転と人身事故、朝青龍のサッカー問題、未成年力士のリンチによる死亡、ロシア人力士3名と鈴川真一被告の大麻常用、元横綱朝青龍の暴行による解雇、野球賭博で琴光喜と元貴闘力が解雇……。

 

 

そして、最悪な事態が起こりました。

 

それが、大相撲の歴史上初めて、大々的に発覚した八百長の問題です。

 

 

力士同士の携帯電話でのメールのやり取りから、八百長を意味するとされる文面が見つかったそうです。

 

一度消去した携帯電話メールを復元できる機械があるということを、私はこの報道で初めて知りました。

 

ポリ共はとても迷惑なことをしてくれましたね。

 

 

今、こうして八百長の証拠が掴まれたのは、間違いなく、携帯電話という文明の利器の弊害によるものです。

 

「携帯電話 百害あって2~3利あり」

 

を持論とする私は、また改めて携帯電話への嫌悪感を強めました。

 

 

八百長自体は、恐らく18世紀頃から、規模の大小あれど、断続的に行われていたことでしょう。

 

携帯電話のせいで今回初めて動かぬ証拠が見つかったわけで、携帯電話が普及する前は、アナログな方法で八百長の取引をしていたものと思われます。

 

携帯電話がなければ、ばれなかったのに……。

 

好角家としては、八百長の存在も含めて大相撲だという認識を持っていました。

 

そもそも大相撲とは普通のスポーツや格闘技とは一線を画す体裁を成しており、その特殊性、異空間の趣が、国技とされるゆえんだと思われます。

 

そういった世界だからこそ、水面下で八百長が行われていることを知っいても、見て見ぬふりをするというか、暗黙の了解として受け入れられたのです。

 

 

それをわざわざ白日の目に晒さなくても良かったのに……。

 

携帯電話のクソ野郎!!

 

 

私は好角家としてこれまで多くのスキャンダルに直面し、多かれ少なかれ、胸を痛めてきました。

 

しかし、大相撲を嫌いになることは一度もありませんでした。

 

もっとも、害人 外人力士の席巻に多大なストレスを覚えていますが、大相撲の本質には何ら変わるところはなく、私の心の中では、ずっと国技との絆は切れずにいました。

 

今回の件でも、私の大相撲に対する愛情には一点の曇りもありません。

 

 

だからこそ、今、この史上最大の危機に瀕して、声を大にして言いたいことがあります。

 

 

 

 

年内いっぱいの本場所、つまり来る春場所から、11月の九州場所までを、全て中止にすべきです。

 

 

5場所を失えば、日本相撲協会はもはや死に体となることでしょう。

 

しかし、そうした苦境の中にあってこそ、打てる手があります。

 

 

 

 

来年1月、国技大相撲は華麗なる復活を遂げます。

 

 

東の横綱に魁皇、西の横綱に稀勢の里を据え、なおかつ、外人力士を全員追放し、あるべき姿を取り戻すのです。

 

 

 

浄化された大相撲は、必ず、輝きと神聖さを取り戻すのです。

 

今がどん底で、ただただ明るい未来だけが目に浮かびます。

 

 

私にとっては、八百長よりも外人力士の存在の方がよほど憎むべき存在です。

 

 

日本人力士の活躍の場が奪われ、円がモンゴルやロシアや中国に流出して、何が面白いんですか?

 

 

去る初場所の初日に天皇皇后両陛下がご観覧され、中日にはミスターが国技館に光臨しました。

 

 

神々が宿る土俵にこそ、神々が熱い視線を送るのです。

 

 

そんな特別な位置づけにある日本の伝統文化は、国技大相撲をおいて、他にないのですから。

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2011年1月16日 (日)

ミスターがご観戦なさった場合は、「長覧相撲」(ちょうらんずもう)と呼ぶのもよいかもしれません。

中日を終え、早くも新春の夢や希望が潰えた感のある国技・大相撲。

 

今場所も相変わらず害人 外人力士が土俵を席巻し、館内を悲嘆の嵐に巻き込んでいます。

 

7日目、魁皇が鶴竜(モ)に敗れた一番は、満員御礼、12000人の観衆が絶望に暮れたため息をつきました。これはもはや世界の終わり、地獄絵図に他なりません。

 

そうした芳しい話題のない中で、中日の国技館では、客席が神々しい後光に包まれていました。

 

 

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そうです、長嶋茂雄巨人軍監督(74)がご観覧なされていたのです。

 

升席で。

 

 

 

 

え?升席?そんなばかな?

 

お座りになる場所が違うんぢゃないですか?

 

 

さかのぼって今場所の初日、天皇・皇后両陛下がご観覧された際には、正面2階席に位置する、白を基調とした「ロイヤル・シート」に着席され、「天覧相撲」の熱戦が展開されました。

 

 

ミスターがご観戦なさったこの中日は、初日に次いで今年2度目の「天覧相撲」という位置づけになるはずです。

 

にもかかわらず、ミスターは一般人に混ざって升席にいらっしゃったわけです。

 

 

ミスターに「ロイヤル・シート」が用意されなかったのは、日本相撲協会(NSA)の不手際でしょうか?もしそうだとしたら、放駒理事長は即刻解任し、魁皇横綱兼任理事長の誕生という運びになるところですが……。

 

恐らくミスターは、高い位置にある「ロイヤル・シート」で悠然と観覧することをよしとせず、より土俵に近い、ピッチレベルで熱戦に手に汗握られる升席をご希望なさったのでしょう。

 

本日の取組の結果・内容は、熱心な好角家であるミスターにご満足いただけるものとは程遠いと言わざるを得ませんが……。

 

 

ミスターは打ち出しの後、ロイヤル・シートに足を運び、目立つところに「3」とサインなさったそうです。

 

これは、「また来るから、そのときには国技としての相応しい体を取り戻しておくように」という勅令であると解釈しなければなりませんね。

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2010年12月29日 (水)

秀さんはオークランドで2度目のワールドシリーズMVPとシーズン62本塁打のMLB公式新記録に挑みます。

平成22年を象徴する漢字が、「」に決まったそうですね。

 

今年もろくな一年ではなかったということが露呈しましたね。

 

もちろん私は、「暑」が「漢字オブザイヤー」であるという決定には迎合しません。

 

 

 

 

私は昨年(平成21年度)、本年を代表する漢字は、

 

 

であると発表しました。

 

 

当時ヤ軍に所属していた松井秀喜外野手が見せたワールド・シリーズでの大活躍は、まるで今朝起きた出来事であるかのように記憶に新しいところです。

 

1257441480 ぜひ「55番」をヤ軍の永久欠番に!!

何なら来季の途中からピンストライプを見にまとうのも大歓迎ですYO!

 

 

 

 

このあまりに壮大な物語を完結させた「秀」の勇姿から一年、福岡の地で新たなる伝説が生まれました。

 

 

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そうです、大関・魁皇博之の優勝争いです。

 

 

 

 

地元の九州場所で魁皇が示した闘志と土俵への執念は、全国の好角家たちの胸を熱くしました。

 

 

結局、12勝3敗で惜しくもスクデットは逃しましたが、「世紀の大殊勲」を成し遂げた稀勢の里寛(萩原)、優勝決定戦に進出した豊ノ島大樹とともに、平成22年度を代表する角界の英雄となったことは、何ら異論のないところでしょう。

 

 

 

つまり、私の中で真に平成22年を象徴する漢字は、

 

 

 

 

と相成ったのであります。

 

 

 

 

順当に行けば、魁皇は来る初場所で全勝優勝を成し遂げ、以下の5つの名誉にあずかることでしょう。

 

名誉1 幕内通算勝利数を873に伸ばし、王貞治(巨人)の持つ世界記録868を更新(現在858勝)。

名誉2 第70代横綱に昇進(注:第68代横綱は空位)。

名誉3 次期日本相撲協会理事長の座が確約。

名誉4 引退後に一代年寄魁皇を襲名。

名誉5 国民栄誉賞。

名誉6 文化功労賞。

名誉7 福岡県の県庁所在地を直方市に変更する。

 

 

これはすごい!魁皇は偉大すぎる!

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2010年7月13日 (火)

魁皇の通算1000勝を記念して、横綱に昇進させなさい!

「国技は完全に終わった」

 

 

と言われるような、最悪な事態に陥りながらも、平成22年度大相撲名古屋場所は開幕しました。

 

国技は完全に汚れきったものになっていましました。

 

野球賭博をやった力士が続出したからではありません。

 

別のところに、大相撲の末期的症状が露見しています。

 

 

ところで話は変わりますが、先頃閉幕した男子サッカーのワールド・カップ南アフリカ大会では、公式球「ジャブラニ」と並んで、大会のクオリティを著しく落とした「元凶」とされた民族楽器の存在が大きくクローズ・アップされました。

 

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そう、超迷惑騒音製造機「ブブゼラ」です。

 

サッカーの試合の展開とは無関係に鳴り続けるこのサウンズは、選手間や監督の指示をかき消し、試合会場に足を運んだ人たちの聴力を失わせ、大会に水を差しました。

 

もしもJリーグの試合会場にブブゼラを持ち込む輩が現れたら、四方八方の観衆から袋叩きにされ、二度とスタヂアムに足を運べなくなるでしょう。

 

しかし、私はふと気付きました。

 

この超迷惑騒音製造機ブブゼラを極めて有意義に用いる状況、環境があることに。

 

 

 

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そう、大相撲において、外人力士同士の取組でこそブブゼラを鳴らすべきなのです。

 

(写真は安馬VS栃ノ心)

 

外人力士同士の取組が行われているとき、館内の好角家は一様に、

 

「おいこらっ、つまんねーぞ!」

 

「俺は外人なんか見に来たんじゃねぇ!」

 

などと憤慨するでしょう。

 

どの道、鶴竜VS時天空や猛虎浪VS阿覧、徳瀬川VS翔天狼の取組なんて、誰も興味を示していません。

 

熱心な好角家でも、あくびをするか鼻クソをほじるか用を足す以外にやり過ごしようのない一番にしかなりえないでしょう。

 

そういうときこそ、そんな退屈極まりない外人、いや、害人同士の取組にアンチテーゼを提唱すべく、ブブゼラの音色を響かせるのです。

 

屋内で大音量の楽器を鳴らすと耳障りなことこの上ありませんが、外人同士の取組を黙ってみているよりも、気を紛らわせてくれるだけよほど時間潰し、暇潰しになるのです。

 

 

 

最悪な状況下にある国技・大相撲を復活させるには、害人力士を全員解雇することが最も有効な手立てだと、私は4~5年ほど前から持論としているのですが、なかなか実現しないですね……。

 

こんなこと書いたら、愚かな国粋主義者と嘲られるんでしょうけど。

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2010年2月 7日 (日)

もっとたくさん、負ける姿を見たかった……。

Com_koufaxsandy_041808 昭和41年、この年に27勝9敗、防御率1.73、323投球回、317奪三振、27完投(!)、5完封と圧倒的な成績を残し、サイ・ヤング賞を受賞したMLBロサンゼルス・ドジャースのサンディー・コーファックスは、左肘の関節炎を理由に、絶頂期にありながら30歳の若さで引退を決断しました。

 

 

 

Magic_johnson 平成3年、華麗なパス・テクニックを武器にNBAロサンゼルス・レイカーズの絶対的ゴー・トゥ・ガイとして抜群の存在感を放っていたアービン・“マジック”・ジョンソンは、前年の平成2-3年シーズンにチームをNBAファイナルに導く活躍を見せるなど、キャリアの絶頂にあったにもかかわらず、HIVウイルスに感染したことを理由に、32歳にして現役続行を断念しました。

 

 

Cantona 平成9年、圧倒的な技術とカリスマ性で、イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドにおいて“KING”と称されていたエリック・カントナは、前年の平成8-9シーズンにリーグ戦36試合11得点とエースにふさわしいパフォーマンスを見せていたにもかかわらず、まだ31歳でありながら、突然の引退を決意しました。

 

 

 

そして……

 

2010020700000000sanspospoview000 平成22年、大相撲に君臨する最凶の悪役として、角界に暗黒時代をもたらした横綱・朝青龍明徳は、直前の場所で13勝を挙げ25回目の幕内最高優勝を成し遂げながら、場所中に一般人に対して暴行を働いていたことが明らかになり、現役引退へと追い込まれました。

 

 

 

コーファックス、マジック、カントナといったそれぞれの世界でのレジェンドと同様、朝青龍も、力の衰えがはっきりと目に見える前に、土俵を去ることになりました。

 

ついぞ「負けが込む」ことなく、強い横綱のままで現役を終えた朝青龍。

 

マジック・ジョンソンは引退表明後もオールスター・ゲームやオリンピックの「ドリーム・チーム」などで一時的な現役復帰を果たしましたが、大相撲の世界では、一度まわしを脱いだプレーヤーが復帰することは許されないため、あの憎ったらしい姿はもう二度と見ることができません。

 

私にとって朝青龍とは、先述の通り、「大相撲暗黒時代の先駆者にして象徴」です。

 

平成15年初場所に「平成の大横綱」貴乃花が引退し、入れ替わるように朝青龍が横綱に昇進しました。

 

朝青龍は25回もの優勝を果たし、一時代を築きました。白鵬が台頭してくるまでは、文字通り朝青龍の一人勝ち状態でした。白鵬が横綱に昇進した平成19年名古屋場所以降も、朝青龍は皆勤した11場所中5度優勝するなど、本格的な「白鵬時代」の到来を許すことはありませんでした。

 

土俵内外での醜聞はともかく、朝青龍の現役時代の最高の功績といえば、25回の優勝ではなく、3年半に渡って一人横綱を張ったことでもなく、「次の横綱」の呼び声高い把瑠都に対し、9戦全勝と横綱の貫禄を示したことです。

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圧倒的な体格と怪力で「規格外」の取り口を武器とし、順調に番付を駆け上がっていったこのエストニア人が、なかなか大関昇進の壁を破れなかった理由の一つに、朝青龍、白鵬の両横綱が把瑠都に立ちはだかったことがあります。

 

朝青龍はついに才能豊かなエストニアンに下克上を許さず、白鵬も昨年まで11戦全勝と力の差を見せ付けていましたが、この初場所、遂に白鵬は把瑠都に土をつけられました。

 

「把瑠都退治完遂」……ここに私は、朝青龍の偉大さを見出しました。

 

ついに白鵬の壁を越え、目の上のタンコブだった朝青龍が引退した今、春場所後の把瑠都の大関昇進は確実と見られ、恐らく1年以内には横綱に昇進するでしょう。

 

白鵬の一人横綱時代は、長く続くことはありません。把瑠都以外にも琴欧洲、安馬と横綱を狙う外人は大勢ひしめいており、好角家のストレスは溜まり続ける一方です。

 

そう、角界に暗黒時代を巻き起こした朝青龍が引退しても、外人にしか勝ち目がないという情勢には、何ら変化はないのです。

 

全盛期の朝青龍は、憎くてうっとうしくて仕方がない存在でしたが、晩年は朝青龍の存在をありがたく思うことが増えました。

 

力は衰えましたが、依然として負けない力士であることには変わりはなく、よって前述の通り、把瑠都を初めとする外人力士の壁になってくれていました。怪我が絶えず、先が長くないと見られるため、大鵬が保持する優勝32回の記録も、魁皇が更新中の幕内通算勝利数も破られることはないという安心感もあり、朝青龍が優勝しても、「ま、いいか。白鵬や安馬やバルトに勝たれるよりましだ」と割り切っていた部分がありました。

 

そんな元横綱・朝青龍は、今はハワイで「静養中」ですが(皇室の人かよ!)、やはり気になるのは今後の動向です。

 

やれ総合格闘技やK-1への転向だ、いや実業家になるだの、様々な憶測が流れていますが、私が最も望む進路は、やはりサッカー選手への転向です。

 

体重を50キロほど落とし、突貫工事でトレーニングを積めば、圧倒的なフィジカルを武器に、J2で通用するレベルになれると思います。

 

ゆくゆくはマンチェスター・ユナイテッドで悪童ウェイン・ルーニーとツー・トップを組むことを期待しています。

 

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最後に一言。

 

いつか再び日本人力士が土俵の主役となり、朝青龍が君臨した暗黒時代を笑い飛ばせる日が来ますように。

 

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今日の大相撲トーナメントにおける、期待の日本人若手力士の一人である豪栄道豪太郎の優勝が、その明るい兆候であることを願っています。

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