2009年11月20日 (金)

ワールドサッカーオウンゴール ゴン中山特集号。

全世界のサッカー事情に精通するライト兄弟が、磐田を退団してフリー・エージェント(FA)になった「炎のゴールハンター」中山雅史選手の来シーズンの所属クラブを予想しました。

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大穴……ボルドー

昨季のリーグ・アン王者は、今季、欧州チャンピオンズリーグにてユヴェントス、バイエルン・ミュンヘンといった強豪と同居したグループリーグを突破し、順調にステップ・アップを遂げている。リーグ連覇と併せ、あわよくば欧州の大舞台でも躍進を目論んでいるが、チームに経験豊富なストライカーがいないことが弱点となっている。その点で、大陸王者の経験を持つゴンの存在が待望される。ゴンの実力なら即エース待遇は確実。

 

注意……マンチェスター・ユナイテッド

プレミア・シップ3連覇中の強豪も、C・ロナウドという絶対的な「個の力」を失ったダメージを随所で痛感している。主戦級のFW陣の中では、ルーニーはもう一皮むける必要があり、ベルバトフは好不調の波が激しく計算し難い。「頼りになるベテラン・ストライカー」の枠は、「永遠のワンダー・ボーイ」ことマイケル・オーウェンで埋まっていると見られがちだが、このクラブは平成18-19シーズンの冬の市場で、ヘルシンボリにて隠居中だった「ギロチン・ヘッド」ことヘンリク・ラーションを担ぎ出した実績があり、ビッグ・イヤー奪回請負人としてゴンに白羽の矢を立てる可能性はある。

 

対抗……ユヴェントス

このクラブの象徴にして絶対的エースは、15年にわたって「ピントゥリッキオ」ことアレッサンドロ・デル・ピエロが君臨している。今季は怪我によりほとんどピッチに立っていないが、回復すれば間違いなく対戦相手は「左45度の恐怖」に震えることだろう。問題は、誰がアレックスのパートナーとしてツー・トップを組むのか。トレゼゲ、イアキンタ、ブラジル人のアマウリといった二線級ではいささか荷が重い。待望されるのは、かつて「デル・ピッポ」として一世を風靡した、フィリッポ・インザーギのようなゴール・ハンターの存在だ。ゴンなら間違いなくアレックスを満足させられるだろう。アレックスが親日家であることも、ユーヴェの決断を後押しする。

 

本命……アーセナル

先日のイタリア対オランダの親善試合で、主戦FWのレイプ・ファン・ペルシーが怪我を負い、2月頃まで戦列を離れる見通しになった。現時点で明らかにストライカーの層は薄く、しかも彼らには経験が圧倒的に不足している。チーム全体でもベテランはアルムニア、シルヴェストル、「モーツァルト」ことロシツキ、そして元キャプテンの「カナーズのご意見番」ことギャラスしかいない。無敗でプレミアを制した平成15-16シーズンには、「空を飛べないオランダ人」ことデニス・ベルカンプという大黒柱がチームを牽引した。よって、今こそゴンのような偉大なプレイヤーがこのクラブには必要だ。監督のヴェンゲルが日本サッカーを熟知している点も、ゴン獲得合戦には有利に働く。

 

 

 

というわけで、現時点ではアーセナルが最もゴンを必要とし、ゴンを満足させられるクラブということになります。

流麗なパス・サッカーを看板に、セスク、ウォルコット、ロシツキ、アルシャヴィン、ナスリら優秀なチャンス・メイカーがゴンに決定機を次々と献上し、1月からのプレミア参戦でも軽く30得点くらいは挙げられることでしょう。

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2009年11月16日 (月)

ワールドサッカーオウンゴール 平成21年11月号。

ライト兄弟が日本サッカー界に喝を入れる!シリーズ開幕!

 

第1回「日本代表に必要な男たち」

 

 

Jリーグ通算157得点、平成10年には4試合連続ハットトリック(ギネス記録)、日本代表ではAマッチ21得点を挙げ、ワールドカップに2度出場した偉大なるストライカーは、若かりし頃に(今でも若いですけど)、こんな爆笑コメントを披露していました。

 

俺が代表に呼ばれるのは、チームが便秘のときと、下痢のときだ

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日本サッカー界における、マイル・ストーンとして長く記憶されている「ドーハの悲劇」の代表チームにおいて、スーパー・サブとして試合に出場し、ゴールに向かう貪欲な姿勢でチームにエネルギーを注入した中山雅史の言葉です。

 

彼は今でも真剣に代表入りを目指し、プレーを続けています。平成15年から怪我に悩まされることが多くなって代表から遠ざかり、もう6年以上も青いジャージに袖を通していませんが、W杯のドイツ大会のときなどは、エントリー選手の変更が可能とされる時刻のギリギリまで「吉報」を待ち続けていたそうです。

 

そんなゴンが待望してやまない代表ですが、今のチームはゴンを満足させているでしょうか。

 

はい、NOです。

 

オシム氏が病に倒れて以来、いまだに正式な代表監督が決まらず、岡田が暫定的に指揮を執る状況が2年近く続いている間に、代表はすっかり競争力と求心力を失ってしまいました。

 

ぱっとしない戦いぶり、ぱっとしない新戦力、ぱっとしない対戦相手、ぱっとしない未来図。

 

テレビ中継の視聴率も、ホーム・ゲームの観客動員数も後退し、新しいユニホームは最悪なデザインのために売り上げが伸びないでしょう(小売店や問屋が頭を抱えています)。

 

岡田暫定監督は「平成22年のW杯で4強」という虚言をぶち上げていますが、誰がそんなことを信じるのでしょうか?

 

グループリーグの段階でも、日本より弱い国と当たることは考えにくい状況では、岡田暫定監督のW杯における通算成績が「6戦全敗」となることが濃厚です。

 

岡田暫定監督は早い段階から、北京五輪の野球日本代表の監督代行を務めた星野仙一被告に、「バッシングをかわす術」を聞き出す必要に迫られています。

 

今の代表は、まさに「便秘であり、下痢である」状況といえます。「帯に短し、たすきに長し」ともいえるでしょうか。

 

惨敗とまではいかないと思う。だけど、グループリーグの突破は困難だ。

 

見通しは立たないが、だからといって岡田を辞めさせるだけの根拠もない。

 

進路も退路もない。

 

そうした中で、代表の未来を切り開く抜本的な改革案はあるのか。

 

簡単なことです。

 

ゴンを召集するだけのことです。

 

もちろん、戦力としてはほとんど計算できません。しかし、絶対的なカリスマとしてチームに活力を注入し、豊富な経験から若くて頼りにならない選手は多くのことを学ぶでしょう。

 

例えば、FWの岡崎はゴンを目標としているそうですが、身近でその立ち振る舞いを見ることで成長を促されることでしょう。また、観客席からゴンのアグレッシブなプレーを目の当たりにすれば、自身の未熟さを再確認すると思います。

 

また、ゴン自身を輝かせるために、もう一人、代表に待望される選手がいます。

 

KING KAZU!!

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どうせ勝ち目がないなら、スーパースターが思う存分暴れて、華々しく散った方が興行的に成功が見込めますし、未来が切り開けると思います。

 

監督はカズとゴンの選手兼任二頭体制で。

 

 

次回予告「ゴンはどこに行くのか――ビッグ・イヤー獲得への道」

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2009年9月10日 (木)

ワールドサッカーオウンゴール 9月号。

各国の代表戦週間を終え、いよいよ開幕が迫りつつある、平成21-22シーズンの欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)。

 

今年もやります!ライト兄弟の「トンデモCL分析」!

 

●グループA

バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントス、ボルドー、マッカビ・ハイファ

 

いきなり死の組です。

1位通過はユーヴェ間違いないでしょう。「帰ってきた裏切り者」ファビカン(前レアル・マドリー)がゴール前に堅牢を築き、「アッズーリとビアンコネーロの絶対的芸術家」デル・ピエロが道化師のようなプレーを披露します。

2位はバイエルン。「マルセイユの怪人」リベリが残留し、世界ナンバーワン薄毛ドリブラーのロッベンを獲得した攻撃陣は、昨年不発に終わったトーニの復活を誘発して、ファン・ハール新監督に「お前はほんトーニ頼りになるヤツだな」と言わせしめるでしょう。

 

●グループB

マンチェスター・ユナイテッド、CSKAモスクワ、ベジクタシュ、ヴォルフスブルグ

 

元日本代表監督コインブラ率いるCSKAモスクワの1位通過が決定的。

黒人特有の爆発的身体能力を持つマルティンス(ナイジェリア代表)を獲得したヴォルフスブルグが2位通過となるでしょう。

 

●グループC

ACミラン、レアル・マドリー、オリンピック・マルセイユ、FCチューリヒ

 

マドリーの1位通過は鉄板でしょう。クリスティアーノ・ロナウド、カカ、ベンゼマといった攻撃の選手の獲得で、選手層が厚くなりました。しかし、彼らは単なるバックアッパーに過ぎず、ここに大金を叩いたペレス会長の大盤振る舞いには疑問を呈さざるを得ません。今も昔も、マドリーの攻撃の中心はラウール・ゴン、ファン・ニステルローイ、グティであり、彼らのレギュラー・ポジションは不可侵の聖域です。

マドリーに続くのはミラン。生ける伝説マルディーニが引退したものの、ガットゥーゾ、セードルフ、ピッポ・インザーギといった主力が健在で、いざとなれば監督のレオナルドもピッチ上で選手を操れる層の厚さが魅力的です。

 

●グループD

チェルシー、FCポルト、アトレティコ・マドリー、アポエル・ニコシア

 

ピッチの中でも外でも大暴れするアネルカとフッキに注目のグループ。

 

●グループE

リヴァプール、リヨン、フィオレンティーナ、デブレツェニ

 

我がヴィオラのエースはルーマニア代表のアドリアン・ムトゥ。押尾学、酒井法子より一足早くドラッグ中毒から抜け出し、槇原敬之とともに「コカイン・カムバック賞」を受賞した経歴が光る。

レッズが2位通過。ザ・ビートルズと並ぶ「港町の誇り」は、昨季のプレミア・シップで2位と健闘したが、キャプテンのジェラードはナイトクラブでも拳闘していた。

 

●グループF

FCバルセロナ、インテル・ミラノ、ディナモ・キエフ、ルビン・カザン

 

英雄アンドリー・シェフチェンコが復帰したディナモ・キエフの首位通過は確実。シェヴァは首を長くして、モウリーニョとの再会の日を待ち望んでいる。

2位にはインテル。イブラヒモヴィッチを放出したものの、代わりに得たエトーはレギュラー・シーズン通算1174得点の実力者。よって戦力の向上に成功。

エトーの所属クラブ別得点記録の内訳は以下。

平成2年~11年 広島 689得点

平成11年~16年 マジョルカ 54得点

平成12~17年 巨人 274得点

平成16~21年 バルセロナ 118得点

平成18年~ 西武 38得点

平成21年~ インテル 1得点

(欧州チャンピオンズ・リーグ、UEFAカップ、スペイン国王杯、日本シリーズ、オールスター戦等の得点記録は含まない)

 

●グループG

セビリア、グラスゴー・レンジャーズ、シュトゥットガルト、U・ウルズィチェニ

地味すぎるグループ。

セビリアはアントニオ・プエルタの「背番号16」を受け継いだ高速ドリブラーのディエゴ・カペルに期待。

2位はレンジャーズかシュトゥットガルトのいずれか。

 

●グループH

アーセナル、AZアルクマール、オリンピアコス、スタンダール・リエージュ

 

これまた地味。

ガンナーズはアデバヨール、コロ・トゥーレといった「絶対的身体能力」を失ったものの、ロシツキの復活が好材料。

オリンピアコスが2位。元ユヴェントスのマレスカとメルベリに期待。

 

 

最後は投げやりな予想になりましたが、今年もそこそこ楽しめる大会になりそうです。

 

そして、決勝の地、サンチャゴ・ベルナベウで顔を合わせるのは……

 

 

レアル・マドリー対リヴァプール

 

でしょう。

 

CLで無類の強さを誇るリヴァプールの決勝進出は磐石ですが、ここ5シーズン連続でベスト16に留まっているマドリーは、一発勝負で脆さを露呈する恐れがあります。

そこで、違いを作り出せる「別格のタレント」が必要になります。

それを見越したペレス会長は、冬の移籍市場で、元マドリーのスーパー・スター2選手の復帰を画策しています。

 

 

 

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そう、アントニオ・カッサーノとニコラ・アネルカです。

 

彼らが再びエル・ブランコを身にまとったとき、「ギャラクティコス」は崩壊 完成の目を見ることでしょう。

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2009年7月15日 (水)

今日の日本経済新聞の一面は……。

Ca8q5z40 ルネサスがマイコンをフル生産するそうです。

 

 

 

 

マイコンをフル生産ですか……。

 

確かに、マイコンは世界最高峰の右サイドバックですから、フル生産する価値は高いとは思いますが……。

 

でも、どうせフル生産するなら、イブラヒモヴィッチとかフィーゴみたいなスター選手をフル生産すればいいのに……。

 

マイコンではいささか地味すぎますよ。

 

そもそも、マイコンを生産するのはルネサスぢゃなくて、インテルの仕事だろう!

 

 

 

 

もちろん、これはそういう記事ではありません。

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2009年7月 1日 (水)

甦るレイプへの欲望……。

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)は、レアル・マドリーへの入団記者会見でこんなことを言いそうな気がします。

 

「俺は金のためにサッカーをプレイしているわけぢゃない。

そろそろ新しい環境に移りたかったからスペインに来たのさ。

マドリーの幹部連中に一つ要求がある。

カッサーノがマドリーで寝た女を全て俺によこせ。

俺ならあのバカ野郎よりももっと悦ばせる自信があるぜ。

マンチェスターの女は抱きつくしたからな。

まあ、マドリーの夜に飽きたら次はミラノにでも行くさ。」

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2009年5月26日 (火)

表紙は若かりし頃のカンビアッソです。

ライト兄弟より宣伝です。 

「ライト出版社」が発行する、

「ワールドサッカー オウンゴール 平成21年6月号」

のラインナップは以下の通りです。

 

 

イングランド・プレミアリーグ 残留争いドキュメント

 ハル・シティが奇跡の残留 「これぞ立春」

 名門ニューカッスルが降格 

 「英雄アラン・シアラーの潰えた希望 消えた毛髪」

 

ライアン・ギグス(マンチェスター・ユナイテッド) イングランド選手協会MVP受賞記念インタビュー

 「今までのキャリアでやり残したことはない。ひげは剃り残してるけどね」

 

アドリアン・ムトゥ(フィオレンティーナ) インタビュー

 「来季こそスクデットを獲る。そしてもう一度コカインを――」

 

夜の帝王ことアドリアーノ(フラメンゴ)のサタデー・ナイトに密着取材!!

 (一晩で飲んだ酒の完全リスト付き)

 

追跡ノンフィクション

 レイモン・ドメネク(フランス代表監督)VSリュドヴィク・ジュリー(パリSG)

 恋愛醜聞記2009

 

連載企画 第26回

 アントニオ・カッサーノ(サンプドリア)  「俺の武勇伝」

 カッサーノと寝た女リスト(2004年下半期偏)付き

 

フランスサッカー界のスーパー・スター名鑑

 ロベール・ピレス 「反逆のスコーピオン」

 ニコラ・アネルカ 「さわるな危険」

 

「アルコール中毒の会」 トーク・ショー

 ポール・ガスコインVSアリエル・オルテガVSアドリアーノ

 「ジョージ・ベストみたいな死に方はしたくないよね」

  

 

 

特別付録1 DVD

 ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ミラン)のスーパー・テクニック サッカー教室

 第34回 シザース・フェイントの実演

 

特別付録2 両面イラスト入りオリヂナル・クリアファイル

 表面:ナイトクラブで暴れるジェラード(リヴァプール)

 裏面:留置場でうなだれるジェラード(イングランド代表)

 

 

定価 590円天(税込、付録共)。

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2009年5月 3日 (日)

ワールドサッカーオウンゴール スペインリーグ特集号。

現地時間2日、平成20-21年度のスペインサッカー、リーガ・エスパニョーラの第34節、スペイン最高峰の伝統の一戦として世界中の注目を集めるレアル・マドリー対バルセロナの対戦(エル・クラシコ)が行われ、優勝争いを大きく左右する試合は2-6とアウェーのバルサが圧勝し、2位マドリーとの勝ち点差を7と広げ、次節にも優勝が決まる展開となりました。

 

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2シーズン連続の無冠という屈辱を味わったカタルーニャの雄は、かつての司令塔ジョセップ・グァルディオラ氏を監督に迎え、ヨハン・クライフ時代の「ドリームチーム」を彷彿とさせる強くて魅力的なサッカーを取り戻しました。

 

今季のリーグ戦通算得点が100を超える圧倒的な攻撃力。その猛威は、優勝を目前としたリーグ戦のみならず、決勝進出を果たした国王杯や、準決勝に駒を進めたUEFAチャンピオンズ・リーグにも及び、三冠制覇の可能性を残しています。

 

先のクラシコは、この最強バルサの集大成ともいえる試合となりました。

 

積極的にゴールへ迫る試合運びを見せるホーム・チームのマドリーは、前半14分にFWゴンサロ・イグアインのゴールで先制しましたが、そのスタイルはバルサを相手にするにはいささかリスクが大きく、その後、立て続けにFWティエリ・アンリ、DFカルレス・プジョル、FWリオネル・メッシに得点を許しました。後半にもアンリ、メッシ、DFジェラール・ピケが得点し、歴史的大勝を果たしたのです。

 

 

今季のバルサのサッカーの破壊力は、ただただ恐ろしさを覚えるものです。

 

右サイドバックのダニエウ・アウヴェスがウイングのように攻め上がり、司令塔のシャビはかつてのグァルディオラのようにインテリジェンス溢れるゲームメイクを見せ、アンドレス・イニエスタは万能型のファンタジスタとして攻撃のあらゆる局面に顔を出します。

 

そして、極めつけは世界最強のスリー・トップです。

 

不振を脱した「パリで発掘された最高品種原始人」こと、アンリが19得点。カメルーンの大砲、サミュエル・エトーが27得点。そして、今やバルサのみならず、世界のサッカー・シーンの主役となったメッシが25得点。

 

しめて71得点です。

 

彼らがいとも簡単にゴールネットを揺らす姿を見ていると、サッカーという競技がスポーツの中で最も点が入りづらい性質を持っているということを忘れてしまいます。

 

3人ともに、超ワールド・クラスのストライカーと評価することに異論はないでしょう。

 

 

さて、このスーパー・スター・トリオの中で、あえてナンバー・ワンを選ぶとすれば誰でしょうか。

 

アーセナルとフランス代表で他の追随を許さない実績を築いたアンリか。

 

2度目のピチーチ(得点王)に片手をかけているエトーか。

 

超高速ドリブルから多彩なゴールパターンを生み出すメッシか。

 

 

海外サッカーに通ずる方の多くは、メッシこそバルサのエースと認識しているでしょう。

 

 

しかし、実はエトーこそが真の主役なのです。

 

 

派手なプレーをほとんど見せないエトーがエースと主張すると、異論も噴出してくると思います。

 

 

実はその理由が、メッシの背番号が今季から「10番」に変更されたという事実に隠されています。

 

昨季まで19番をつけていたメッシは、ライカールト前監督時代のエース、ロナウジーニョ(現ミラン)から背番号10を継承しました。

 

これを、メッシのエース襲名を象徴する人事と捉えるのは早計です。

 

裏を読まなくてはなりません。

 

メッシが10番をつけ、ロナウジーニョに代わってアンリがレギュラーに収まることで、バルサのエースの座はエトーが担うという事実が浮き彫りになったのです。

 

 

メッシの背番号は10番。

 

アンリの背番号は14番。

 

エトーの背番号は9番。

 

 

10+14+9=33。

 

 

ほうら、江藤……ぢゃなかった、エトーがエースではありませんか!!

 

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いやー、まったくもってくだらない駄文に長々とお付き合いさせて申し訳ありません。

 

西武の主砲、江藤智選手は、月間16本塁打のNPB記録を保持しています。

 

バルサの主砲、エトー選手も、公式戦月間16ゴールの記録を目指してがんばってください。

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2009年4月22日 (水)

ワールドサッカーオウンゴール5月号。

一つ前の記事で、UEFAチャンピオンズ・リーグのシステムを大いに批判したところ、

 

普段ではありえないくらいの、多数のコメントをいただきました。

 

この記事は、「お前はバカか」と言われて当然の内容だったので、批判的な反応は大歓迎です。

 

コメントをいただいた皆様、どうもありがとうございました。

 

 

 

巨大なビジネスと化したこのコンペティションを否定するのは、時代錯誤でしょう。

 

いまさら大会を縮小することもできません。

 

プロ野球のスター選手がメジャーリーグに移籍することを禁止するくらい、それは愚かな行為だと思います。

 

大会がつまらないなら見なけりゃいい。その通りです。

 

私はこの先の試合はもう見ないと思いますし、来シーズンも「面白くなってきたな」と思える展開にならないと興味を示さない気がします。

個人的には平成20-21シーズンを制したオランダのAZアルクマールに期待しているんですけど、まあ、決勝トーナメント進出は微妙でしょうね。

 

 

いろいろと思うことはありますけど、私がいちばん言いたいことは……

 

 

カターレ富山の試合こそ私にとっての「セリエA」だ!!

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2009年4月16日 (木)

トッティの夢も、ネドヴェドの悲願も、リベリーの野望も破れさって……。

平成20-21年度におけるサッカーの欧州チャンピオンズ・リーグの4強が出揃いました。

 

マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナル、バルセロナ……。

 

まあ、ヨーロッパのベスト4だけあって、そうそうたる顔ぶれが並んだといえるでしょう。

 

私がこのクラブシーンにあける世界最高峰の大会に興味を持つようになったのは、平成14-15年度シーズン、ミランとユヴェントスのイタリア勢同士の決勝戦が行われた頃からです。

 

以来、様々な名場面に遭遇しました。

 

平成15-16年度シーズンでは、モウリーニョが率いるポルトが立て続けに大物喰いを成功して優勝を果たすという驚きが提供されました。

 

平成16-17シーズンは、後世に語り継がれる「イスタンブールの奇跡」。この試合を目撃して以来、私はリヴァプールのファンになりました。

 

平成17-18シーズンは、「最後のファンタジスタ」リケルメが率いるビジャレアルの躍進に、スモールクラブの「ロマン」を感じました。

 

平成18-19シーズンは、決勝で再びミランとリヴァプールの顔合わせ。世界最強のゴールハンター、ピッポ・インザーギのドッピエッタでミランが雪辱を果たしました。

 

平成19-20シーズンは、準決勝のマンチェスター・U対バルセロナ戦の第2戦、偉大なるポール・スコールズが美しい決勝ゴールをネットに突き刺しました。

 

 

そして、今シーズン。

 

 

最悪のトーナメントになってしまいました。

 

 

今回の失望すべき結果について、多くを語るつもりはありません。

 

 

私はインテルを除くイタリア勢とレアル・マドリー、リヴァプールをひいきにしていましたが、早々と全滅してしまいました。しかし、私自身の嗜好などまったく重要ではありません。

 

 

私がここで主張したいことは3つ。

 

 

1つ。またベスト4にイングランド勢が3つ残るなんて、興ざめだ。この著しく偏った結果には、いくらなんでも辟易する。

 

1つ。だから、「UEFAチャンピオンズ・カップ」の復活を望む。つまり、この大会には各国の前年のチャンピオン・チームしか参加資格を与えない。

 

1つ。FIFAのブラッター会長が提唱する「6+5ルール」、すなわち、公式戦に臨むクラブチームの先発メンバーのうち、6人はそのクラブが属する国・地域の国籍を持っていなければならないという規則の導入を急げ。

 

欧州のサッカー・シーンに詳しい方ならわかると思いますが、今大会に出場したイングランドの4クラブを何の但し書きもつけずに「イングランドのクラブ」と呼んでいいかどうかといえば、疑問符がつきます。

 

下部組織から次々に優秀な選手を輩出するバルセロナは良い例なんですけどね。

 

私は保護主義者なので、イングランドのクラブはイングランド人選手を中心に構成されるべきだと考えています。

 

アーセナルなど、「ロンドンを本拠地に置くフランスのクラブ」みたいなところがあります。

 

 

そろそろ一度、金に溺れて荒廃しきった欧州のサッカーシーンにメスを入れるべきです。

 

 

今シーズンのような「酷い」チャンピオンズ・リーグは二度と見たくありません。

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2009年2月27日 (金)

ワールドサッカーオウンゴール 早春号。

野球のワールドなんとか大会の影に隠れて、大した注目を浴びることなく、開幕が間近に迫っている日本男子サッカーの最高峰、Jリーグ。

 

今日は、毎年恒例の順位予想をします。

 

18位 鹿島……英雄・柳沢の放出という愚行に続き、今年は高校サッカー選手権大会で、あの石黒智久(富山第一、現カターレ富山)他一名が保持していた、不滅の大会最多9得点の記録を破った大迫有也(鹿児島城西)が入団。富山県民にとってもはやこのクラブは宿敵。

 

17位 神戸……得点源の大久保、レアンドロを放出し、にんにく注射の我那覇を獲得。よって得点力の減少は避けられず。しかし、何よりマイナスとなる要素は、「日本サッカー史上最悪のアキレス腱」との呼び声高い、宮本恒靖(前ザルツブルク)の加入。ガンバ時代もなかなかの能力だったが、2年振りのJ復帰で、さらに身体能力が低下していることは想像に難くない。

 

16位 山形……私の手元にある「週刊サッカーダイヂェスト 平成21年度Jリーグ選手名鑑」によると、何と順位予想に回答した20人の有識者全員が最下位につけた。

 

15位 大宮……毎年恒例の残留争いに巻き込まれるが、シーズン終盤に主将の藤本が阿波踊りを連発して降格回避。

 

14位 浦和……偉大なる野人・岡野の穴は決して埋まらない。高原はスシを食いすぎてボンバーとは呼べない選手となり、去年全く働かなかった三都主は無謀なオーバーラップを繰り返して守備に穴を開ける。

 

13位 ガ大阪……元旦の天皇杯決勝は柏に勝ってほしかったです。西野監督が得意とする「ライバルチームの外人ストライカー引き抜き」によって加入したチョ・ジェジン(元清水)、レアンドロ(前神戸)は戦力にならないが、播戸が得点王争いに絡む。

 

12位 新潟……DFの千代反田が九重部屋からスカウトを受ける。エースの矢野貴章が、マリノスから移籍の大島とツートップを組むことで、その才能が目を覚ます。「きしょう」だけに、目を覚まします。

 

11位 大分……シーズン中にシャムスカ監督が日本代表監督に転身する可能性もあり、チームに動揺が走る。

 

10位 柏……フランサの魔術に依存しきった方が、柏のサッカーは面白くなります。

 

9位 川崎……FWヴィトール・ジュニオールが162キロの剛速球を披露しそう。

 

8位 FC東京……元ヘラクレス(オランダリーグ)のFW平山は出番の激減にしびれを切らし、カブトムシを採集する旅に出る。また、MF羽生も火星に帰国。

 

7位 名古屋……ピクシーは自らピッチに立ってこそマジックを披露すべし。

 

6位 千葉……「みんなは巻のために 巻はみんなのために」。

 

5位 清水……サッカーであまりに見事なプレーを見せ付けられると、驚きや興奮を通り越して、思わず笑ってしまうものです。浦和から加入の永井雄一郎が華麗なドリブル突破を見せれば、日本平のサポーターは満点大笑いを出すでしょう。

 

4位 横浜マリノス……松田がフォワードでプレーすれば得点力向上は間違いなし。

 

3位 広島……大エース佐藤寿人とドラゴン久保の二人で年間60得点は固いだろう。アヂア・チャンピオンズリーグ出場権獲得で新広島市民球場オープンの年に花を添えます。

 

2位 磐田……ゴン中山が前人未到のJ通算200得点を達成する記念すべきシーズンになるでしょう(現在157得点)。

 

1位 京都……右サイドバックにコンバートされた西野泰正の才能がついに開花。日本代表のエースも兼任して激務を極める柳沢敦も、Jリーグ、ナビスコ杯、天皇杯、代表の4カテゴリーで合計50~60得点は確実。2010年のバロン・ドール獲得の足掛かりとなるシーズンに。

 

 

99.9%、私の希望的観測のみで導き出した順位予想ですね。

 

 

そして、今年はJ1なんてどうでもいいんです。

あまり興味がないです。

 

今年からは、J2こそが、日本の「メジャー・リーグ・サッカー」となるのです。

 

それでは、その理由も含めた、J2→J1昇格を果たす3球団を予想します。

 

 

3位 横浜FC……42歳になったキング・カズが、真のキングに返り咲く年になる。J2得点王は間違いのないところだが、焦点は50得点の大台に乗るかどうか。

 

2位 セ大阪……伝説のキャプテン・モリシが引退したが、3年振りに「負け犬」西澤明訓が復帰し、穴を埋める。香川がうどんの食いすぎで体調を崩しても、乾が乾燥肌に苦しんでも、12月に長居に満面の桜が咲くだろう。

 

1位 富山……ついに全県民の夢が叶った。ついに、「心のクラブ」を持つことができた。

昨年、アローズ北陸とYKK APが合併して誕生したカターレ富山は、J2の舞台を目指して戦った。1年目の楽天のような寄せ集めチームは、シーズン当初、なかなか結果が出せずに苦しんだが、連携が深まるにつれて、JFLの舞台を席巻するようになった。

ほぼ昨年と同じメンバーで挑む今シーズンは、苦戦が免れないだろう。コンビネーションに不安はないが、JFLで3位のサッカーがJ2のレベルで通用することが難しいことは明らか。キャンプ中のプレシーズン・マッチで新潟に0-6と大敗した現状では、課題は山積みで、得点パターンはセットプレーしか持ち合わせていない。このチームが1年でJ2優勝を果たすミラクルを、本気で期待する者は皆無だ。

しかし、そもそもアローズとYKKの合併自体が、県民にとっては奇跡のような出来事だった。その上、一年で目標のJ2昇格を果たすなど、出来すぎの感がある。

県内でのカターレの注目度はまだまだ低い。昨年のホームゲームの入場者は、7割以上が招待券による観客だった。

私が期待してやまないことは、カターレがもう一度、奇跡を起こすこと。つまり、予想外の躍進を見せること。そうすれば、おのずと県内でのサッカー熱も上がるだろう。

 

私は東京からカターレにエールを送ります。

いつか、柳沢敦を擁して、J1の舞台で戦うカターレ・イレブンの姿を見たいものです。

 

 

ということで、今年からはJ2がメインになるわけです。

 

FORZA KATALLER!!

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